当社は、現在の生命保険業界について、「大きな市場」に「大きな非効率」が存在する一方で、「大きな変化」が生じていると捉えています。そして、このような市場環境下において、「オンライン生保」には大きな成長余地があると考えています。

大きな市場

日本の生命保険市場は、約33兆円という巨大な市場規模です。すでに、約90%の世帯が生命保険に加入している中、 2019年度も、約1,371万件の新規加入があり、生命保険のニーズは高いと考えています。

日本の生命保険市場規模

出所:一般社団法人生命保険協会「生命保険事業概況年次統計」(2019年度)、公益財団法人 生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」

1. 世帯加入率は2018年の数値

 

大きな非効率

世帯加入率は約90%の一方で、生命保険に関して「ほとんど知識がない」が約70%を占めていることから、販売側の保険会社と購入側のお客さまの間で、情報の非対称性の存在が伺えます。また、すべての年齢において、生命保険の加入意向のない理由の第1位が「経済的余裕がない」であり、保険料において顧客ニーズを満たせていないことが考えられます。

生命保険に関する知識

加入・追加加入意向がない理由

出所:公益財団法人 生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」

 

大きな変化

金融庁による「顧客本位の業務運営に関する原則」の公表等により、金融機関の行動や販売商品を顧客にとって「見える化」する施策が促進されています。また、デジタルデバイスの変化による消費者行動・ニーズの変化は、生命保険会社を取り巻く環境にも影響を与えると考えられます。

スマートフォンの普及による購買方法の変化

EC市場規模が拡大する中、スマートフォン経由での購買が増加傾向にあります。

出所:経済産業省「我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」

オンライン生保の可能性

2018年におけるインターネットを通じた加入は市場の約3%に留ま る一方、今後の加入意向は上昇傾向にあり、直近では約12%に達しています。なお、隣接する損害保険業界におけるダイレクト自動車保険は、直近の市場シェアは約8%と言われています。このことから、当社はオンライン生保市場の成長余地は、確実に存在していると認識しており、加入意向のあるお客さまのニーズにしっかりとお応えすることで、オンライン生保市場を牽引してまいります。

出所:公益財団法人 生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」