当社は、2008年にインターネットを通じて個人のお客さま向けに直接保険を販売するダイレクトビジネスから事業を開始し、その後、2016年以降はダイレクトビジネスで培った強みを活かしてパートナービジネスを開始、さらに2023年からは団体信用生命保険事業を開始しています。
- Tech & Services
- Rebranding
ダイレクトビジネスは、個人保険事業の成長を牽引するチャネルとしてお客さまからの支持を得て、着実な成長を実現してきました。また、オンライン生保のリーディングカンパニーとして商品・サービスにおいて高い評価を獲得し、事業規模を拡大しています。
オンライン生保市場の競争環境が厳しさを増す中、ダイレクトビジネスのさらなる成長を実現するためには、新たな成長モデルを確立する必要があると考えています。そのために、重点領域Rebrandingに注力し、提供価値の一層の磨き上げを通じて、競合他社とは一線を画した存在になることを目指します。
また、若年層のお客さまに選ばれるブランドになるために、AIやマイナンバーなどの技術・システムを活用しながら顧客体験の向上に努め、オンライン生保のリーディングカンパニーならではのサービス提供を追求し続けます。
ダイレクトビジネスの成長イメージ

- 図はイメージです
- Tech & Services
- Embedded
パートナービジネスは、2016年にKDDI株式会社と提携を開始して以降、様々な業種との協業を拡大しています。幅広い顧客基盤と強いブランド力を有するパートナー企業の経済圏の一環に組み込まれることで、より多くのお客さまに当社の保険商品・サービスを提供しています。
昨今の決済サービスやポイントプログラムを基軸とした金融経済圏の潮流を受け、今後、「既存パートナーとの協業の深化」と「新たなパートナーの開拓」に取り込んでいます。
既存パートナーとの取組みにおいては、これまで以上に各パートナー企業の重点戦略や経済圏と強く結びつき、連携を深めていくことが鍵になると考えています。また、保険・サービスをシームレスにお届けするために、パートナー企業のサービスを活かしたサービス品質の向上も図ります。さらに、「巨大な顧客基盤」「ブランド力」「豊富なデータ」を保有する企業とのアライアンスを図るため、新規パートナー開拓にも注力します。
「既存パートナーとの協業の深化」と「新たなパートナーの開拓」を両輪として、パートナービジネスを当社の中長期的な成長を支える大きな柱へと引き上げていきます。
協業パートナーとの主な取組み

● 通信と金融サービスの連携によりお客さまへ新たな体験価値を提供
● 協業により、Ponta ポイントがたまる「au の生命ほけん」の販売

● SMBC グループのペイメント事業の中核として、個人のお客さま向け総合金融サービス「Olive」等で決済サービスを提供
● 協業により、「V ポイントが貯まる保険」を発売

● 利用率No.1の個人向け家計簿アプリ「マネーフォーワードME」を運営
● 協業により、アプリ内に家計と保険料を見直す機能を実装し「マネーフォーワードの生命保険」を販売

● 認知症領域で創薬活動や疾患啓発活動を長年実施
● 認知症保険「be」を共同開発

● セブン&アイグループのノンバンク事業としてリース事業、保険サービス事業を中心に事業活動
● 協業により、「セブン・フィナンシャルサービスの生命ほけん」を販売
- Tech & Services
- Embedded
当社は、金融サービスのデジタル化という大きなトレンドを捉え、個人保険に留まらずオンライン生保の接点をさらに拡大するため、開業来初となる団体信用生命保険事業を2023年7月から開始しました。まずは、パートナー企業であるKDDIグループの金融事業の一つである、auじぶん銀行株式会社の住宅ローン利用者に向けて団体信用生命保険を提供しています。auじぶん銀行は、2015年に住宅ローンの提供を開始以降、住宅ローン事業を急速に成長させてきました。
良質な保険商品・サービス開発を当社が担い、auじぶん銀行の住宅ローンの競争力強化を支援することで、今後も大きな成長が期待できます。
● スマホアプリひとつで預金・送金・決済・融資が出来る便利さで注目を集める。
● 日本初、ネット銀行で初めて「オンライン完結」住宅ローンの提供を開始。
団体信用生命保険とは、金融機関等で住宅ローン等を組むときの生命保険で、住宅ローンのご返済中に亡くなられたときや所定の高度障害状態に該当したときに、ご本人に代わって保険会社がその時点のローン残高に相当する保険金を銀行などにお支払いします。
住宅ローン等をお借り入れになるお客さまを被保険者とし、銀行などの金融機関等を保険契約者および保険金受取人とします。


近年の銀行業界における住宅ローンのIT化の潮流を踏まえ、当社は、銀行業界においてオンライン生保が大きな役割を果たしていけるよう、パートナー銀行の開拓にも注力しています。提携先銀行の増加によって保有契約(事業規模)を拡大させ、スケールメリットを活かした効率的な事業運営をより一層進めることができるようになります。
パートナー銀行拡大のイメージ
