今後も力強い成長を継続しながら、企業価値の向上及び社会課題の解決に取り組むため、2024年度に新たな経営方針を策定しました。
当社は、2028年度を最終年度とする5年間の中期計画を新たに策定しました。
成長戦略の重点領域には、個人保険事業及び団体信用生命保険事業を一段と推進し、次の成長ステージに向かうために重要となる「Tech & Services」「Rebranding」「Embedded」の3点を掲げました。
また、2023年度に国際財務報告基準(IFRS)を適用したことに伴い、当社の企業価値を表す経営指標として、新たにIFRS財務諸表と連動する指標である「包括資本」 (Comprehensive Equity)を設定しました。重点領域の取組みに注力し、2028年度に包括資本2,000億円~2,400億円の到達を目指します。
重点領域 (事業) |
Tech & Services 追求する。 |
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人材戦略 | 重点領域に注力するための組織体制移行の推進 従業員の成長と事業成長の好循環の創出 「ライフネットの生命保険マニフェスト」を基軸とした組織風土の維持・強化 |
経営目標 | 包括資本(Comprehensive Equity)*1の2,000億円~2,400億円到達 |
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財務目標 |
株価:3,000円以上 1株当たり包括資本成長率:10%程度 |
非財務目標 (従業員) |
エンゲージメントスコア(総合):継続的に向上 [多様性]意思決定者*2に占める割合:女性 30%以上、30代以下 15%以上 [成長機会]エンゲージメントスコア(成長):継続的に向上 |
*1 包括資本(Comprehensive Equity)について、詳しくはこちらをご覧ください。
*2 意思決定者とは、取締役及び部門長以上の役職者を指します。
「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」というライフネットの生命保険マニフェストに基づいた企業活動により、新しい生命保険の価値を提供することでお客さまの生命保険に関わる課題を解決し、その先に「安心して、未来世代を育てられる社会」の実現を目指します。オンライン生保ならではのユニークな5つの強みを活かして、個人保険事業に加え2023年度からは団体信用生命保険事業を開始しています。2つの事業を軸により一層の成長をするために、中期計画において3つの重点領域と事業成長の源泉である人的資本への投資を推進し、企業価値の向上と持続的な社会の実現に貢献してまいります。